手法のパロディ

 先ほど新曲、何とか一応できました。これは曲のタイトルを繋ぎ合わせて歌詞にするという手法でやってみました。なかなか大変でしたが、私のなけなしの能力をフル回転させ作りましたよ~。ああ、しんどいですね。

 タイトルは津田マイクからのリクエストで、「スーダラロック」。なんで、まず私の「かめむしロック」のようなほぼ3コード進行のロックンロール曲を同じEをキーで作りました。

で、詞をクレイジーキャッツのような感じで書いていましたが、どうもしっくりいかなくて迷っていました。で、思いついたのが大瀧さんの「いかすぜこの恋」。

 これはかめむしロックの原曲でもありますが、この歌詞はエルヴィスの曲題を繋いだものなのです。そこで、この手法もパロディとして使おうと、クレイジーキャッツの曲題を繋ぎ合わせて歌詞にしようと思ったわけです。勿論大瀧さんはクレイジーキャッツの研究者として有名でしたから、これも全て繋がってくるわけです。

 本人も生前何度も口にしていましたが、大瀧イズム(ナイアガラ精神)といのは、ルーツに対する愛のあるパロディであり、またそれが無意識であるにせよどこかで不思議な繋がりがあるということなのです。ですから、エルヴィスがあり、クレイジーキャッツがあり、大瀧さんがあり、私があり、津田マイクがいる。これが、繋がっているわけです。大瀧さんが必ず言っていたのは、「新しいものには必ずその前(ルーツ)がある」。

 そういう意味で、今回しょうもない唄を書きましたが、これはタイトル、曲、歌詞どれも大きな意味(繋がり)があるのです。多分全く受けない歌でしょうが、そういう歌の意義を私は重要視したいのです。こういうことは今後ライブで詳しく説明しても、理屈っぽいとドン引きされるだけでしょうから話す機会はないかもしれませんので、ここだけには一応記しておきます。

てなわけで、まずは一安心。7日に披露できたらと思いますが、AMOの選手達はドウゲンが帰ってくるのですがほとんど見に来ないようなので、またアウェイでやることになりそうです。まあそのあたりのバラバラ感もAMOらしくはありますけどね~。

でもアウェイだからこそなりふり構わずできるので、私昔から意外に好きなんですよね。