理論上の話

セリーグ全チーム借金ということは、交流戦導入以来「理論上」はあり得たことですが、それが実際に起きたわけです。カープがどうのこうのより、全チーム借金に加え、この歴史的に極めて稀な7月段階で5チームが0.5ゲーム差という信じがたい現実は面白すぎますね。もちろん、セリーグのレベルが低すぎるというのは言うまでもありませんが。これから、どこまでこの団子状態が続くのかが楽しみです。

さて、AMOのライブが予約でソールドアウト、これは「理論上」はあり得ることですが、まさかそうなる日が来るとはね…。まあ、今回の七夕は15名としたのでキャパが少なすぎると言われればそれまでですが、弾き語りのイベントで予約で完売とはやはりありがたいものです。実際には、お店側の予約もあって、前日で18名も予約が入りました。

大きい箱で必至にお客さん引っ張るよりも、小さい箱で一杯になるようなライブがしたかったので、その目標は達成できホッとしております。勿論ライブもいいものにしたいと思っています。需要がないなら、自分で作るしかないと思って今回のライブを企画しました。マイクまで持ち込みのささやかなライブですが、地味でも何かやってれば面白がってくれる人が出てくるるかなとは思います。広島のインディーシーンにおいてAMOは名前くらいは少しは広まってきたかもしれませんが、異端であり、どんな奴らがどんなことしてるか殆ど知られてないでしょう。話題になることもないし、個人的な活動を除きオファーもありません。でも、少なくとも私の中では面白いと思いますし、このアウトローなポジションもAMOらしくていいなと思ってます。勿論、有名になりたいとも思うし、人気も欲しいですが、そこは自分らが無理に力を入れず自然体で好きなことを好きな時にやっていく中でそうなれば理想なんです。底辺にいるから反骨心があるし、技術では負けても他にはない魅力があるはずだと勝手に思っているわけです。それがあるから続けてるし、いつか無視してきた奴らを振り向かせたいとも思うのです。とは言っても、いまのマイペースでゆるーい感じは維持していくつもりです。

まあ、理論上はクアトロでもバックビートでもAMOイベントを開催できるわけですし、そういう日があるかもしれないと夢をみながら現実を見ていくだけですね。

そういえば、導火線と意見はモリソンとムカイダーがバンドで、サトシがソロでと3人出場するわけで、シーンの主流とは一線を画すとはいっても、繋がってはいるのです。だから、私は各選手の活動を応援したいし、自分の活動も断続的には続けていくつもりです。それが受け入れられないと完全に諦めたときは、自ら身を引くでしょう。それまでは、反骨心をもって看板を掲げていきたいと思います。

私が白旗を上げない限り、「理論上」AMOは続いていくはずですからね。