憂鬱

この週末、各イベントの視察やろんさむの稽古、シングルの最終ミックス・マスタリングなどでいろいろあちこちへ出かけてました。まあ、楽しいことばかりではありません。

　自動車をこすってしまいました。原因は視界不良の状態で車を出したことです。やっぱり気をつけないといけませんね。まあ、電柱にこすったので、誰にも迷惑はかけてないので不幸中の幸いとしましょう。最近、というかこの冬はずっと気持ち的に上向きの状態が続いておりましたが、ここ数日少し憂鬱な気持ちが芽生えております。とはいいつつも阿呆まつりまではあまり日記も書けないでしょう。シングルCDの製作があったり、祭りの準備があったりで。

　AMOの活動も昨年尾張ならぬ終わりから走り続けてきたので（尾張から走れるわけない！）、この阿呆まつりで一つの区切りとなるでしょう。だから気合いは入っております。が、あまり集客数ばかり拘りたくないのです。来たい人、AMOに興味がある方はぜひ来ていただければと思います。イベントをわりと強引に誘ってるのを見聞きしたことがありますけど、ああいうのは違うの思うので、AMOは仮に赤字でも興味がない人を引っ張ろうとは思いません。もちろん、嫌々来て面白いと思うこともあるでしょう。しかし、そういう勧誘を自分がされるのが不愉快なので。私だったら「もし暇だったら来て」といわれた方が「行ってみようかな」となる可能性があります。

　何のためにイベントやライブをするのかと自分に問うときがあります？それは自己満足かもしれません。もっといろんな人に知ってもらうという売名行為ためかもしれません。それとも奉仕の精神かもしれません。ただどちらにしても強引に集客をして、その数を誇ることは決してないようにしようと思っています。まあ私が強引に集めてもたくさん人が来る見込みはないのですが。AMOは所詮、AMO。少々人数が増えようが素人音楽工房であるという謙虚な気持ちを忘れないようにしていきたいと思います。そうはいっても、人間の心はいろいろな邪念を産んでしまいます。あの人はどう思っているのか、この人はどう考えているのかとか人の心を推察してしまうことがあるのです。そんなことを考えてもどうしようもないのです。こういうときはどーんとして、ぶれない気持ちが必要なんです。そうすると、2年前の今日、バルスとジャイブで対バンした時の、あの失うもののない純粋な気持ちを忘れないようにしたいなと心から思います。そうです、そもそもAMOは何もないのです。今でも多少名前くらいは知ってる人増えたかもしれませんが、全然人気ありません。ただ、何人かは我々のことを気に入ってくれている人がいます。だから、少なくとも私はその方々のために、楽しんでもらえるように活動するつもりです。勿論、アホなので、いつか広島中の人々を熱狂させたいとか、有名になりたいとか夢のようなことを考えることもあります。でも、それよりも身の丈に合った活動をしたいし、価値観を共有できる仲間と価値観を共有してくれる方々のために唄い、アホやって笑わせたいのです。だから、私がぶれてはいけないのです。うけるためにやるのではなく、自分たちが面白いと思うことを提供し、それを喜んでくれる人がいればそれこそがAMOの存在価値なのではないでしょうか。

　少し重い話でしたが、最近そんなことを思ってます。