昨年、友達のコンバイン若岡氏と私の母と3人で小林旭のステージを鑑賞いたしましたが、そのツアーの東京公演がBSフジでほぼ完全に収録した番組を観てました。やっぱり、アキラの魅力って大スターで唯我独尊的な雰囲気に加え、何かしらコミカルなとこですよ。歌もその両方あるわけで、一般には、昔の名前でから始まる演歌路線とダイナマイトが150トンに始まるアキラ節路線がそれぞれ人気です。しかし、熱き心にから始まる大スケール路線こそが、本当の魅力なのだと最近思います。谷村新司作曲の昭和恋歌、宇崎竜童作曲の翔歌、そして鈴木キサブロー作曲の素晴らしき哉人生。この3曲は、あまり売れていませんが、究極のアキラワールドと、いえます。あまりに雄大過ぎて、アキラ以外に歌えないからです。とくに、そのコンサートでも歌った、素晴らしき哉人生という歌は、涙でそうなくらいの感度があります。もちろん阿久悠の歌詞も最高です。アキラにとっての「マイウェイ」であり「愛の讃歌」といったとこでしょう。
あの歌を聴いていると、素晴らしき哉音楽とでも、言えそうな高揚感が湧き出てくるのです。
冒頭の歌詞「心の芯が熱いから」。私にとって心の芯とは一体何か?そして私はまだそれを燃やしているのか?
それを考えながら今日も眠ります。おやすみなさい!