週末にあったこと

 いろいろありましたが、日記書いてなかったので簡単に箇条書きしておきます。

 13日、職場を17時45分に飛び出し、高速を飛ばして19時から皆実町のパン屋の地下のバンケットという箱でライブ視察。司会になぜか痔の退院明けのタケウチ、トップでムカイダー、トリでサトシ出演。ムカイダーはお客さん泣かせるし(感動で)、サトシは謎の5分休憩とったり、タケウチは間のトークで痔の入院について語ったり自由にやってました。箱はおしゃれだし、AMOのメンバーがいなければ他の方は割とちゃんとしてました。で、サトシの休憩のせいで終演が22時になってしまい、大急ぎで本通りへ向かい、カラオケでヤイチと合流し、ろんさむぼういずの21日にむけた稽古を11時半まで。今回は圭ちゃんがいないので、久々に2人ろんさむですが、何とか形にはなりそうです。

 14日、午後から休暇をとり、13時15分に村山タイソンを可部駅で拾い、一路松江へ!バレンタインデー男2人の日帰り旅行です。途中、安佐サービスで飯を食い、道の駅たかのに寄って雪室という天然冷蔵庫を見学して、快晴の松江道を通りタイソンの現在の音楽シーンについての熱い話を聞きながら島根県入り。今やオリコンチャートを頼りすぎというかなくすべきという持論に納得。まず玉造温泉へ、ゆーゆという奇妙な形の建物のお風呂。何故か5階にあるのですが、風呂自体は結構広く、410円は安いですね~。玉造だけに勾玉の形浴槽でした。風呂上りに一服して、これからおこなうムカイダーのアルバム制作についてタイソンと打ち合わせ。で、タイソンの希望で出雲風土記の丘近くにあるボードゲーム屋へ。住宅街も過ぎて山の中になぜかぽつんとあり、子供たちがボードゲームしてました。タイソンはレアなゲームを見つけましたが買わず、車中で何度も「ほしいけど、きりがない」と自らに言い聞かせるように呟いていました。で、今度はヲルガン座にボードゲーム部長としてのタイソンの熱い思いをききながら松江市中心部へ。18時45分に到着した、カラコロ工房という昔の銀行の建物の地下倉庫跡で開催のイベントが今回の目的。ピーターバラカン氏の出前DJで、ニューオリンズ音楽のお話でした。19時から21時まで、1部が40年代以前から50年代、休憩挟み2部が50年代途中から現在まで。曲をかけては解説というスタイルで語りはあの穏やかな口調でも、曲がかかるとワインを飲んでるバラカンさんは踊ってました。ニューオリンズ音楽といっても、いわゆるニューオリンズファンクに至る道のりのような選曲で、私の好きなところでしたが知らないことがとても多く、勉強になりました。ルイアームストロングの「トランペットが唄ってるんですよ」、プロフェッサー・ロングヘアの「あのピアノ演奏を当時初めて聴いた人はとても驚いたでしょうね~」などわかりやすい言葉で伝えてくれました。マルディグラの話から始まり、彼の地の歴史や人々のこと、初期の録音が電気マイクでなくホーンに喋るものだったためベースが録音できなかったことや、アールパーマーがロックンロールのドラムの創始者だということや、リトルリチャードがニューオリンズ録音があったことや、彼のバックにジミヘンがいたことなど本編以外の話も盛り沢山でした。後半からはアラントゥーサンが出てきて、ディキシーカップス、リードーシー、ドクタージョン、そしてミーターズからのネヴィルブラザース!さらにワイルドマグノリアス~ワイルド・チャピトゥラスにいたるマルディクラ・インディアンの話は民族的風習の違いが少ない日本人には状況がわからないため、面白かったですね。3時間でも4時間でも足りないくらいでしたが、こうしたニューオリンズのリズム&ブルースが大滝さんの『ナイアガラムーン』に至るわけです。師匠の中にアメリカンポップスでない、ミシシッピー川のデルタ地帯ニューオリンズのブラックミュージックの流れもあり、さらに日本やイギリスそれらも含めてナイアガラという滝になっている。思うと、ますます感慨深いものがありました。さて、本にサインをもらおうとしましたが、沢山人が並んでたので諦めて、タイソンと近くの店で晩飯。美味しい大山鳥と出雲そばをいただきました。22時からから再び9号線~松江道を通り広島へ!帰りはそれぞれの聴いてきた音楽遍歴や、AMOの歴史、これからのAMOを語りながら3時間かけて広島へ。タイソンを降ろして私は再び安芸高田市へ。とても充実した長い一日でした。

15日、15時半にアジトへ行き16時からモリソン主催の劣化コピーバンド大会。前座で小林アキヲとして出演。小林旭の唄を弾き語りで6曲歌いましたが、キャラを維持するのと自分の唄じゃないので結構緊張しましたね~。あんな汗かくとは。でも1曲は「黒いコンバイン」というコンバイン若岡氏へ捧げた自作曲をやってしまいました。歌詞もメロディーもリズムも「赤いトラクター」のアンサーソングみたいな感じで作ってみました。もはやバンドでもコピーでもないという、脱線ぶり!これはね、前から彼女に歌をプレゼントしようとずっと思ってて、今回こそそれを披露するときだと思い、強引に作ったわけですよ。もう自分では唄うことはないでしょうけどね…。酷い弾き語りでしたが、前座ですのでまあいいでしょう。で、会自体は宴会ムードでとても楽しくお酒も入って騒いでました。フリップミュージックイベントなんでとにかく友達がたくさんいて、色んな人と久々にワイワイおしゃべりできました。「ヘイジュード」のときは最高でしたね。後ろの方で、野次とばしたり掛声かけて、やりたい放題。妙な一体感でした。で、18時半から平行してジャイブの井上堯之ライブを視察。飲んだ状態でダッシュでアジトと計3往復。息が切れてもう大変でしたが、途切れ途切れで3回観ました。基本リクエスト形式のライブで、あらかじめ録音したギターにかぶせてギターを弾くという変わった方法。73歳といえどもギターは健在!唄声はさすがに少し不安定でしたが、まだまだ現役ですね。最後は持参した彼のファーストアルバムのレコードにサインをしていただき握手させていただきました!この伝説に出会えた感動はなかなか理解してもらえませんね。だってスパイダースのメンバーってだけでとんでもない人ですよ!

21時半くらいにまたアジト戻ったらバチ山がマリさん帰るとこで、打ち合上げも終わっていて、出演者の集合写真も撮り終えてました。でも残ってた皆さんとまたいろいろおしゃべりして、楽しかったです。その後22時半くらいにお開きとなり、かなり酔った状態でしたが、そこからもう一軒居酒屋で飲んで帰りました。まあ、それについては、プライベートということで…!泥酔状態でしたので、もっといろいろ話したかったのですが頭が回らず。でもすごい楽しかったです。ふらふらになりながらタクシーへのって1時くらいに実家へ帰宅。そんなこんなで遊んでばかりで散財した、楽しい3日間でした。