出張で広島市内を車で周りながら、気分が晴れないまま1日過ごしました。
午後、81歳の方の広島県内でも指折りの鉄道研究者のお宅に伺い、色々お話を聞きました。ここへの訪問は3回目ですが、この方と話してると時間がゆったりと流れていてとても落ち着くのです。この方が考えているのは、自分が集めた資料や知識をどう残して、伝えていくかです。お金や地位や名誉なんて頭にないのです。どうしたらこうなれるのか?逆に自分の人間の小ささを改めて感じました。
楽しくないこともあれば楽しい出来事もあります。悩んでいる私を気にかけてくれる仲間もいます。有難いことです。
だから、今一時的に感情が乱れていますが、これは自分がもう少しましな人間になるための勉強だと思っています。私は自己意識が強いのでこうなるはず、べきという思いが先走ってしまうのです。
今は静かに心を落ち着かせて、受け流すことを覚えようと思います。いわば自分無くしの旅ですが、その内必ず復活します。