ポール

ポールのコンサート、行ってきましたが、信じられないくらいの人々とその熱気にまず圧倒されました。もうドウゲンとのっけから雄叫び挙げて感動ですよ。全2時間40分、休憩どころか唄いっぱなしですよ。何より、衰えたというところが微塵も感じませんでしたし、演奏もベース、ギター、アコギ、ピアノ、エレピととっかえひっかえキチッとやるんですよ。

曲もビートルズの曲は半分くらいやってくれましたが、最近の曲もやったり、ウィングスの曲、さらにジョージのサムシングまでやってくれました。

で、感極まったのが中盤の「バンドオンザラン」。そのタイミングも、何故かこの次は「バンドオンザラン」が来ると直感した瞬間、ほんとにあのギターイントロが流れてきて…。のときには泣いてしまいましたね。涙ボロボロ出て。ビートルズの曲も最高ですが、あれこそポールの真骨頂でしょうね。今日タイソンとも話してましたが、それぞれ別の曲にすればいいのにそれをなかば強引に繋げて1曲にするって普通の感覚じゃあり得ません。

そして最後にゴールデンスランバー～ジ・エンドもやってくれましたよ。私、高校2年で初めて買ったCDが「アビーロード」なんです。それであのB面に感動して、ロックってこんな素晴らしいものなんだって感激して、ビートルズにのめり込んでいったのです。そこから、バカみたいにビートルズばかり聴いて大学生になりました。19歳で初めてギターを持ったのもビートルズの曲が弾きたかったから。そして20歳からはビートルズ以外の音楽を聴くことを意識的にしていきました。で、日本のフォークにのめり込んでいくことになります。

とにかく、今音楽が生活の一部というか大部分になってるのはすべてビートルズのせいです。特に私はポールの曲が大好きだったので、その犯人が目の前にいるってことが信じられなくて、でも確かに目の前にいて。はるか昔の音楽なのに、今ここで唄っている人がビートルズだってこと、奇跡としか言いようがありませんでした。

若大将といい、アキラといい70代のおじいさん達、バリバリ現役です。これで、たいてい見たいミュージシャンは見ました。あとはフランキーヴァリくらいですかね～。

それにしてもポールさん、今AMOがあるのも全部あなたのせいです。ありがとう！

P.S.考えてみれば、AMOってある部分アップルレコードに影響受けてるかもしれませんね。