先日船村徹先生が亡くなられました。「演歌の船村」として、歌謡界に燦然と輝く去勢、否巨星でした。個人的にはアキラの「ダイナマイトが150t」の思い入れが強いのですが、一般的には村田先生の「王将」でしょうかね(知人のSNSで船村先生のことに触れる人は皆無ですが)。
で、この「王将」ですが、あの「吹けば飛ぶような~」って作詞は西條八十なんですよね!なにが驚きって、明治生まれのもはや伝説的な西條八十と共作した人物がまだこの時代に生きていたってことです。そう考えると、まだ日本歌謡というものは日が浅いということです。先日、山下達郎が珍盤奇盤特集やっていて、本人は必死なのにおかしくて仕方ない曲ばかりかけていました。特に久々に改めて東京ビートルズを聴いて、また笑ってしまいましたが、日本にロックが定着したのはほんの少し前なのだということを再認識しました。
だから、これがださいとかイケてるとかって、10年20年経って初めて冷静に見れるのかもしれません。今回のニューアルバムが10年後、20年後にもかっこいいと思えるか?少なくとも私はそう信じています。