週末の台風はとんでもないコースでした。「経験したことのない」コースなので「経験したことのない」被害がでる可能性がある、と知事や気象庁の方やテレビで強く警告されましたが今回はさすがに大失速し、広島では台風を感じることのないまま通過。肩すかしな感もありつつも、まあ何事もなくてよかったですね。ただ、うちの市は注意報で警報当番が出動待機という前代未聞の対応をとりましたが、あまりこういうことををすると警報の意味がなくなるし、狼少年ではないですが、先日のような本当に大変なときに緊張感がなくなる気もしました。このあたりのさじ加減は難しいところではありますが…。
で、いろいろ中止になりました。花火大会、管弦祭にカープの試合。どれも実際にはできましたが、まあ仕方ないでしょう。それにしても、花火大会の当日中止はどうなのかと思いますが、関係者もいろいろ大変だったのでしょうね。我が安芸高田市も神楽甲子園なるイベントが2日目が中止となりましたしね。中止といえば、先日中止したコントの夏がいよいよ迫ってきました。残念ながら私はお城の研究会で県外にいくので当日出演できませんが、タイソン君を中心にみんなで素敵なコントを演じてくれるはずです。お楽しみに!
そして、中止にならなかったフジロック。youtube中継をいくらか見ましたが、雨交じりで大変でしたね。サチモスが媚びない選曲で酷評された一方、ロックだと評価する人もいました。しかし、youtubeはコメント欄が面白い。板前とも揶揄されたヨンスの角刈りが一番びっくりでしたが、前日私も角刈りにしてたので気分はまるでサチモスでした。一方、ceroは新曲や定番を混ぜバランスのとれたセトリでした。さすがに安定感抜群ですが、有名になりましたね~。
そして、御大ディラン。16曲ですか、ワンマンライブでしょ。ピアノだけでギター弾かないと文句いってる奴、楽器弾いてるだけで十分贅沢だといいたいですね。大阪でみたとき、ほぼ唄うだけだったし、ラストの風に吹かれて以外全くなにも曲がわかりませんでした。でも、それがディランです。それだからみんな憧れるんですよ。今回ディランの裏でステージのライブを入れなかった主催者に拍手を送りたいです。それだけで感動です。誰かがかいてましたが、ディランのライブは修行であり、楽しむものではない。観戦ではなく、目撃しにいくのだ!と。まさに、言い得て妙ですよね。あのディランが2018年いまだに現役で、日本のフェスに立っていること自体が奇跡ですよ。途中で帰った人々も多かったと聞きますが、まあしょうがないですね。ある程度彼をわかってからでないと耐えるのは厳しいでしょう。
でも中止にしなかった主催者が一番耐えたのだと思います。ありがとうございました!