2014/12/31
今年はいろいろありましたね~。本当忙しい1年でした。ご支援ありがとうございました。 せっかくなんで、少しだけ振り返ってみましょう。 私が選ぶAMO10大ニュース! 1 アルバム「安芸門徒楽団vol.1」リリース 2 新人選手カッポレ圭、超大型新人ムカイダ―メイ加入 3 ドウゲン、くみちゃんの遠距離出向(春まつり・夏祭り開催) 4 ろんさむぼういず結成...
2014/12/30
えー、黒田が帰るということですが、多くのカープファンの皆さんがSNS等で大騒ぎしているので、私がコメントする必要もないでしょう。私は天邪鬼なんでみんながいいっていうものに対して斜めからみてしまうんですよ。そりゃカープに人一倍関心はありますよ。常に情報はチェックしています。ここだけの話、多分カープの歴史を語らせると私以上に詳しい人は周りにはいないでしょう。(音楽もカープもやっぱり歴史で見てしまうんですね。)ただ、みんな来季優勝とかいっていますが、冷静にみれば一番の課題はリリーフとクローザ―です。黒田はバリントンの代わりに入ったみたいなもので、15勝もできるとは思えません。クローザ―はミコライオが退団し、ザガースキーといういかつい顔のおっさんはちゃんと働くのか未知数なわけです。ついでに、後半観ているとエルドレッドが今年並みに働く保障は全くなく、4番大丈夫か?という疑問もあるのです。まあただ現役バリバリのメジャー選手で、かつ初のFA選手をカープが獲得したということは前代未聞のことで、すごいことであることは確かです。 さて、先日のヲルガン座紅白をもって今年のAMOの活動は終了しました。今年の紅白は村山タイソンが新人賞をとったのを筆頭に、各選手大健闘でした。大トリとなった事務所としてのステージは、タケウチのインフルでのドタキャンだけでなく、コーラス隊は各自のソロ出演のことしか頭になく、衣装を忘れたモリソンをはじめ、当日までやる気はなく毎度のことながらいい加減この上なし。一度カラオケで少しコーラスの練習はしましたが全員で打ち合わせたのは本番直前という有様。しかしながらそこはAMO。唄とコーラスだけでは満足できないので、コント仕立てにして言うことをきかないコーラス隊という設定で簡単に流れを決めて臨みました。曲がりなりにも大トリとしてのある程度の仕事はできたかなと思います。さすがにうちの選手達は私の意図を察してアドリブを効かせて、唄のあとも徹底して私の言うことをきかない!一見軽くていい加減な感じなんですが、笑いの方向性が以心伝心で理解できているんだな、と最近わかってきました。それは奴らが集まるとステージ外での練習や日常的な会話が既にコントになるんです。そういう意味で、習うより慣れろとはいいますが、あんなどこまで冗談か本気かわからないくだらないやりとりがAMOの空気になってるんだと思います。勿論それを面白いと思うかどうかは受け手次第で、今のところそれほど人気もありませんが、私が目指す「奴らがいるだけで面白い」雰囲気には近いと思います。まあそれにしても、私出場2回目ですがあんな大きなイベントのトリをさせてもらうなんて、本当身に余る光栄でした。多くの人が秋本音楽事務所ってなに?って思ったかもしれませんが、だからこそ事務所として出演してよかったと思います。 さて、今日は大瀧師匠の命日。1年経って、改めて大きなものを失ったんだな~と感じています。今日は先日出たベスト盤を聴きながら、時に涙しておりました。曲、サウンドそしてあの歌声、本当素晴らしくて切ない。でも師匠の魅力は作品だけじゃないんですよ。なによりあの膨大な音楽だけにとどまらない知識・見識。師匠は一見偶然と思えることも全て意味があるものとして理屈で説明しようしました。特に流れや歴史を重視し、それを点と点ではなく、独自の視点で線と線で繋いでいくんです。それは強引じゃないかという見方もできますが、師匠の中ではちゃんと線が繋がっているんです。そういう意味で、晩年のアメリカンポップス伝というラジオ番組は素晴らしい仕事でした。まさに聴くポップスの教科書。その殆どを私は録音していたので、今でも聴くことができます。50年代~60年代前半のポップス史って今ではあまり語る人がいないんです。つまりアメリカでのビートルズ以前です。というか、私の周辺でもその時期の音楽に詳しい人は殆どいません。日本でもはっぴいえんど以前の邦楽に詳しい人に出会うことがないのです。 それで私が心配しているのは、はっぴいえんど至上主義です。確かにはっぴいは私が初めて好きになった日本のロックバンドで、今でも大好きだし、影響も受けました。そして巷では日本語ロックを作ったといわれますが、その前のロカビリー~GSの流れを踏まえないと突然変異ではっぴいが出たわけではないんです。師匠自身は勿論その流れの中で自分たちのバンドが出てきたことは語っていますが、若い人たちの中ですべてははっぴい以降だと勘違いする可能性があると思うのです。実際、私の周りではっぴい以前の日本のポップス史に詳しい人はあまりというかほとんどいません。せいぜい同時期の高田渡くらいからです。ま、私の場合は極端で、80年代のバンドに殆ど造詣がないわけで、特殊なのかもしてませんが。 そして、はっぴいの行き着いた先がロンバケやYMOだと早合点する傾向もきになります。要はロンバケ至上主義に対して疑問を感じているのです。ロンバケやイーチタイムのリアルタイム世代の方が、あれは衝撃的だったとか一世を風靡したとあちこちでいうのは気持ちはわかるのですが、あれが師匠の最高の仕事かどうかはわかりません。個人的にはあれはやはり突然変異ではなく、あれもあの時代の音だと感じています。楽器の鳴りとか今でも流行るとは思えないのです。それを、いまだにロンバケ、ロンバケともてはやす傾向があり、天邪鬼としてはどうも違和感を感じてしまうのです。音としては70年代後半の売れない第1期ナイアガラ時代の方が今聴いてもしっくりくるのです。シュガーベイブ(エンジニアは師匠)の音然りです。これは、文章では説明しずらいのでこの辺にしますが、とにかくYMOやロンバケをはっぴいの終着点とするのはまずいのではないでしょうか?細野さんだってキャラメルママのあのグルーヴなんてYMOのそれとは全然違うけどもすばらしい遺産だし、いろんな仕事をしています。ただ、一番売れたのがソリッドステイトサバイバーやロンバケだというだけの話です。 打ち疲れたのでこの辺にしますが、私は師匠の影響はこれからもずっと引きずることでしょう。AMOは素人版ナイアガラだと思ってますし。ただ、レーベルとしてのナイアガラ、つまり大滝詠一以外のアーチストがいろいろいる形にはなりませんでした。だからこそAMOはそれに挑んでいるわけです!これからも誰でもできるが誰もやらないことを目指します。
2014/12/26
今年のクリスマスイブのディナーは、なか卯で牛すき丼大盛りを味噌汁付きで一人で食べました。なか卯といえば、今年うちのくみちゃんやサトシ、マイクとも行きましたが、すきや・吉野家よりも全然こっちの方がいいですね。特に牛すき丼はレベルが高い。イブに親子丼なんて食ったらいかにも時代に迎合しているようでしたので、ここでもあえて牛すき丼にしましたよ。うちのトウサンなんかは敬虔なクリスチャンなんでクリスマスはとても大切にしています。そういう宗教行事としてちゃんとやってる人は尊敬しますが、私のような自分が宗教だみたいな人間は時流にのって、サンタの帽子かぶったり意味も分からず西洋のイベントを借りて大切な人と過ごそうとかいうの抵抗があるのです。 もちろん昔はサンタ信じていたし、思春期過ぎるとクリスマスイブに女の人とご飯食べにいったりもしましたよ。でもね、年々クリスマスに対して抵抗力が出てきたんです。つまり、私はクリスマスが嫌いではなく、苦手だということに気付いたんです。これはハロウィンについても言えることです。言い換えればそういう柄じゃないわけで、まあ家庭をもっていたりすれば別なんでしょうが。 そもそも「メリークリスマス」ってどういう意味なんでしょうか?ネットで調べてもクリスマスおめでとうみたいな感じで今一わかりません。ハッピークリスマスなら何となくわかりますが。だいたいアメリカでは宗教の違いに配慮して、公ではメリークリスマスとは言わないそうですよ。ハッピーホリデーですって。「幸せな祝日」ってことでしょうか? とにかくね、意味もわからず西洋の宗教行事を「恋人たちの大切な時間」みたいにもちあげるのはうんざりですね。まあ、その反骨心はそういう状況になっていないことに対する嫉妬というものであることも薄々感じてはいるわけですけど。 さて、クリスマスが終わればお正月です。羽根つき、コマ回し、すごろく、福笑い、カルタ取り、凧揚げ。こんなのやってる子供いまではほとんどいません。たったこの30年くらいで子供の遊びまで全く変わってしまいましたね。これはやはりテレビゲームのせいですか。しかし、凧揚げ久々にやりたいですね。AMO新春凧揚げ大会とかいって、大のおとながみんなで河川敷で凧あげるとか。そういうベタなことに実は笑いが潜んでいるような気がします。そして、それは今の時代だから笑いになるのではないかと思うのです。
2014/12/24
討ち入りコンサートからもう10日ですか~。本当早い。何か毎日いろいろあってとても充実しています。体調はいまいちではありますが、これがアラフォーの現実でしょう。そして、あと数日で今年が去年になるんですよね。寂しいような、でも日々は戻らない。だから今目の前の現実を一生懸命楽しむことに専念しています。でも年の瀬というものはつい振り返る時期ですが、AMOの場合はまだ行事が残ってますので、振り返るのはぎりぎりでいいかなと。 で、先日はAMO忘年会、そして笠岡のツアー。どちらも最高に楽しかったです。忘年会はフランス、東京中継も含めみんな集まったのがよかった。そしてメイちゃんも登場し、AMOとしてのお披露目となりました。今回言い出したのはモリソン。私一人ではみんなに気兼ねして言い出せなかったと思うので、強引にでもやってくれてほんとよかった。そして参加してくれた皆さんも本当いいメンバーでした。ふらんす座で持ち込み食材で鍋をするという前代未聞の企画。ホームパーティーのようなイベントのような、AMOならではのアットホームな感じがにじみ出た忘年会でしたね。文字通り飲めや唄えの乱痴気騒ぎで、あんな楽しい忘年会は経験ありません。しかも大量の食材が余って最後は各自持って帰るという始末。これでまた事務所の赤字拡大というのも、AMOらしいですね。メイちゃんもこれでようやく、自他ともにAMOの一員になったと認めただろうし、私自身何とかなるなと安心しました。彼女はバンドが今とても活発で売れているので、正直AMOみたいなふざけた集団に入ってもらっていいのかとも思いましたが、バンドの息抜きのできる、ありのままの彼女を出せる場所にAMOがなればと考えています。 基本的にAMOというものは人気がない、冴えない集団なので、彼女が入って急激にAMO自体の人気が上がるとは思いません。ただ、自分で言うのは恐縮ですが、広島の音楽シーンの中で相当奇異で面白い集団になっています。ただ、大切にしたいのは常に敷居の低い素人音楽集団でありたいということです。どんなとこでも、どんなイベントでも自分らはアホだという認識に基づいて活動したいのです。 それから私の中で忘れることのできない経験となったのが、忘年会の翌日21日、笠岡でのライブに私とサトシとでAMOとして初めての県外ライブ出演。これは正直本当ローカルなこじんまりとしたイベントでしたが、樂遊という素敵な箱の9周年イベントでした。そこには中学生から高校生そして大人までいろんなバンドが参加していましたが、客の多くはその女子高校生バンドの友達でした。それがみんないい子達で、ライブの盛り上がり方がよくわからなくて、みんなおとなしく座ってじーっとみてるんです。でも、私とサトシでアホなステージやってるとくすくすと時々笑うんですよ。これがかわいくてね~。笠岡市にライブハウスはそこしかないんです。だから、高校生達はそこが憧れのステージなわけで、卒業ライブとか必ずそこでやるわけで、大人も子供も大体その町のバンドを知ってるんです。びっくりしたのが、ソフトドリンクがどれも100円!高校生が多いからでしょうけど、こういうことがすっごく地域密着ライブハウスという温もりを象徴していました。行く前はすごく嫌がっていたサトシも、すごいここのライブを気に入って大満足していました。私たちがいかにこれまで同世代の仲間内だけでライブをしてきたか、ということを気づかせられました。何といっても終演後の高校生諸君との雑談がとっても盛り上がって、楽しかった~。広島市内でライブしてても高校生と共演したり話すことはないですからね。田舎の高校生が、3月の卒業ライブに向けて、いまからバンドを結成するのに「今から間に合いますかね?」とか「発声練習とかどうするんですか」とか今日会ったばかりの私に聞くわけですよ。本当、全然住むとこも年齢も違うオッサンと音楽を通してこんなコミュニケーションがとれるって、素晴らしいことだなと思いました。彼らはその3月のステージのためにいまから一生懸命練習するんですよ。青春じゃないですか。私なんて高校時代にギターを弾いたことすらないんですから。今回のツアー4ヵ所目ですが、赤字解消にならなくても本当ツアーをやってよかったとしみじみ思っています。何のために素人がこんなことをするのか、それは音楽を通して人と出会うためだと思います。 この1年本当たくさんの方に出会いました。私は正直、音楽的才能や知識は皆無ですが、唯一持ってるものは人間関係だけです。勿論すべての人と仲良くはできませんが、できる限りそれは大切にしようと思うし、それを築くために音楽をやっているのかもしれません。 今日はえらく真面目に書きましたが、これは公開してる日記なんで誰も読まない前提で書いています。でも、読んだあなたにも私の思いが多少なりとも伝わればと思います。 ああ、もうクリスマスイブですよ。クリスマスとかバレンタインとかハロウィンとか西洋の行事ばかり盛んになってますね。私はクリスマスなんてどうでもいいんです。クリスマスに恋人と過ごすことがマストみたいな風潮おかしいでしょ。クリスマスに一緒にいても、正月にいない場合もあるし、節分に一緒に豆まきしたいかもしれないでしょ。クリスマスまでに…、っていうバカげた雰囲気はやめてほしいです。結局プレゼント買わせたい商売人に踊らされてるんですよ。まあ鶏肉食おうぐらいならいいんですけどね。だったら、討ち入りの日にそば食おうとかいうキャンペーンもやってほしいですよ。 「唐揚げ喰って飲んで騒ごう カップうどん喰って飲んで騒ごう」(大瀧詠一「クリスマス音頭」)。この歌は日本の近代~現代を象徴していますね。そんな唄、今のミュージシャンで作ってる人殆どいませんよ。大瀧さんが亡くなって、もうすぐ1年。本当に本当に残念でならないのです。なぜか、それはあの人以上にそういう日本文化の歴史的視点から音楽をやっている人がいないからです。単に現代を批判している歌ならいくらでもあります。そうではなく、それらをも俯瞰して音楽を歌を作っているものは見当たりません。ま、これは私の超個人的な音楽観です。AMOがそのレベルまで全然達していないのは勿論ですが、流行とかでなく音楽に対する見方とかシーンに対するあり方として、誰もいないけどとても重要だと思う所に向かっている気持ちだけはあるつもりです。だから、音楽レベルは全然だめでもまだ音楽をやめる気にはなれないのです。 こんなこと、誰かに一晩中話してみたいのですが、誰も聞かないでしょうからここだけにします。では素敵なクリスマスを!
2014/12/17
相変わらず雪ばっかり降る12月ですが、ようやくタイヤを交換したとこです。今年は車を買ったので、スタッドレスも購入し、8万5千円もしました。これでも早めに買ったので正規に買うより相当安くはなりましたがね~。買った以上はもうどんどん降ってくれって感じですよ。もと取ってやる!みたいな。まあ事故がないのが一番ですけどね。...
2014/12/12
毎日、毎日つらいことばかりだ~、ってドウゲンの気持ちよくわかりますよ。日々、体がだるく、ずっと眠く、疲労が蓄積されてるのを感じます。まあこんな感じが年末まで続くんでしょうね?...
2014/12/10
書きたいことたくさんありますが、それ以上にやらないといけないことが多くて、時間がありません。忙しくてしかも寒くて風邪ひきそうです。なので、書きたいけど体が限界なので、またにします。働けど働けど我が暮らし楽にならず…。なんて愚痴りたくもなりますが、そんな暇もございません。再見!
2014/12/06
12月に入り、寒いどころか大雪で安芸高田市は大変ですよ。今年は暖冬と言われてましたが、なんですかこれは!で、タイヤかえたら降らないんですよね~。...
2014/12/03
12月1日をもって、「ムカイダ―・メイ」が当事務所の契約選手となりました。...
2014/11/21
今年はありのままの~って唄が流行りました。そのままでいいということを、蟻の気持ちになって唄うという、たいやき君以来の動物なりきり大ヒットソングでしたね。これが象なら、ぞうのままの~ってなるわけですからいまいち語呂が悪い。人間なら、僕のママの~ってなるわけで、どうも大の大人がママなんてとても言えないでしょう。そういう意味で、謙虚に「あり」という最も小さな存在に自分を例えて、それより大きくならなくていいのだという「開き直り」ソングとして受けたのでしょうね。 で、歌手は松さん。言わずと知れた私の最も愛する女優ですが、私は歌手松たか子の大ファンでもありました。しかし、最近はほとんど歌手業は御無沙汰でCDも出していません。で、久々に唄ったのがアリの歌なのです。正直、それほどいいと思いません。どうも無理して唄っているのがヒシヒシと伝わり、いっぱいいっぱいなのです。もちろん松さんが顔をゆがまして一生懸命やってる様子が目に浮かびそれはそれでいいのですが、作品として世間が絶賛するほどいいとは思いません。私はアルバム全部持ってますし、DVDも揃えていますが、松さんの歌はもっといいのが沢山あります。まあこれで彼女の唄が注目され、また歌手さらにシンガーソングライターとしての活動を再開したならこのアリの意味が出てくるのではないでしょうか。 ま、そのせいか最近松さんのCMも増えてますし、ますます素敵な存在になってますのでよかったかもしれません。私にとってこれからも憧れの女性です。いつかまたコンサートいきたいのですが、ないでしょうね~。 さて、もう播州赤穂いや晩秋です。毎日いろいろ悩んでまして、気疲れして胃が痛みますが、私もアリになった気持ちで健さんのように謙虚に地道に適当に毎日を過ごしていきたいものです。