なんか長かった4月がようやく終わりました。いろんなことがあった気がします。この間は、地元安芸高田のアートまつりに前日急遽呼ばれて出演しました。安芸高田でのイベントも懐かしく、人がいなくてほとんど聴いてない状況が懐かしくもありました。こういう状況でずっと唄ってきたのです。最近は仲間や友人知人も増え、聴いてもらえる状況ができた場所で唄うことが多いのですが、この果てしなくアウェイな状況こそ私の原点です。「私は前座」という新曲はこのことを唄ってます。いくら面白い唄も全く受けない、それでも開き直って唄うささやかな抵抗、この気持ちを忘れないでいたいものです。
そういえば、誕生日も迎えました。全然嬉しくもありません。また年だけとったか、と毎年思っています。もはや死語に近いですが、アラフォーですね。というか、もう40だと思っていた方が気が楽だと思っています。しかし自分自身こんな子供のような精神状態のまま40を迎える(40になったとして)とは思ってもみませんでした。かの双葉山の名言「未だ木鶏至らず」。全く、私など木鶏どころかひよこです。
この間はアキラのステージを観てきました。第1部が劇、第2部が歌謡コンサート。最高でした。一杯笑って、一杯感動しました。75歳ですよ。でもアキラ滅茶苦茶元気です。ルリ子は老けましたが元気でした。しかし考えてみたら、寅さんのリリーでもあるんですよね~。渡り鳥シリーズのルリ子とリリーって全然タイプ違います。そこが浅丘ルリ子の凄いところなんでしょう。それにしてもアキラのスケールの大きさときたら規格外でした。私にとってこれ以上のスターはいません。一方、亡き師匠のスターもアキラでした。世代は違っても師匠が憧れたアキラを私が今でも生で観て憧れることができること、そして師匠の渾身の名曲「熱き心に」を唄うアキラを観れること、これは本当に幸せなことです。ついてはもっと語りたいので、 今のこの気持ちを込めて、遂に念願だったアキラのイベントを開催することにしました!
6月1日(日)19時から、閉店が決定した中区十日市のフリップミュージックさんで、「社長の小林旭ナイト!~巨大なるアキラワールド~」を開催。
私の大好きなアキラを語り、聴かせまくります。入場無料、お気軽にどうぞ!
AMOのレコーディングも着々と進行中です。最高のアルバムができそうです。7月中には完成予定ですので、首を縮めてお待ちください。あ、あと個人的には5月10日にナガレカワフォークジャンボリーという久保モリソン主催のイベントに出演します。学生時代、中津川(全日本)フォークジャンボリーに憧れた私としては、この響きだけでジーンとします。興味ある方はお越しください。
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Olszanica