暑くない夏、雨の夏、そしてこの事務所の近くで大きな災害が発生しました。亡くなられた方のご冥福をお祈りし、また早期の復興を祈念いたします。
こんなことを書きながら、じゃあAMOとして何を考えてるのかと問われても、何も答えることができません。それなりにイベント等スケジュールはあり、先週末も出演しました。何もできないけども、とりあえず目の前にあるステージでお客さんを楽しませること。それしか考えられませんでした。全然答えになってないと思います。こんなことで、自己弁護してるだけなのかもしれないし、かといって仮にボランティアにいったとしてなんとなく後ろめたい気持ちを取り除くための自己満足に追い立てられてるようで、これも違うと思うのです。
あれから、自分は何をやってるのだろうか、何のために素人レベルの音楽をいつまでもやってるのだろうかと考えます。楽しければいいのか?楽しいことはいいことです。ただその先に何を目指しているのか?そこを考えないとただの享楽の世界にはまるのみです。AMOの活動が災害はさておき、世の中に対してなんらかの役に立つことがないと意味がないと思います。現在のAMOがそうであるかと自らに問えば、自己満足じゃなかという自分もいる一方、いやなにがしかのメッセージは伝わってるかもしれないという自分もいて、自問自答の日々です。
いろいろ他人のイベントを見聞きする中でも、これは不愉快だと思うものもあります。もちろんそれを面白いという人もいるでしょう。だからそれを直接批判するのでなく、自分の中で揉んで、少なくともそれを自戒として己のこれからの言動に生かしていくことしかないのかもしれません。他者を愚かだと批判するよりも、自分がそれを冷静に受け止め、また動じない心を持つことが大事なんだと自らに言い聞かせています。
でも、一方もしかしたらこれは保身なのか?とも考えることがあります。波風たてないことが世渡り上手なのかと思うと、自己嫌悪にもなりかねません。うーん、難しい。自分の考え、主観を主張することも時には必要な気もします。まあ、出し方なんでしょうね。双葉山さん、私も未だ木鶏たりえません。
さて、AMOに戻りますが先日はニューグループ「ろんさむぼういず」がデビューステージを飾りました。以前から津田マイクがこういうグループを熱望しておりましたが、ようやく形になりました。あきれたぼういずをルーツとする、ボーイズ物(音曲漫才)はもはや消滅の危機です。少なくとも広島でこんなグループを知りません。演芸と音楽との融合というのは、簡単そうで相当基礎がないとできません。まだまだ駆け出しのグループですが、今後ともよろしくお願いします。
何となく夏が終わっていきます。そして、お世話になったフリップミュージックが遂に閉店しました。AMOとは1年余りのお付き合いでしたが、濃厚な素晴らしい思い出を残してくれました。名残を惜しむのではなく、今は出会いに感謝あるのみです。
コメントをお書きください